提案便り2020/1

新年あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。
今回は滋賀物流の矢間が担当させて頂きます。

先日読んだ記事に、
「高速道路のSA・PAのトイレの忘れ物が、ある試みで激減した」
というものがありました。

それは、トイレの鍵の回す部分を大きなトレイにしてしまい、
鍵をかけるとそこが 小物置きになるというものです。

  高速道路のSA・PAでは、スマホや財布など小物のみを持って
利用するお客さんが多く、トイレでの一連の動作のなかで、
利用者全員が『最後に鍵を開ける』ことに着目し、
この方法を思いついたそうです。

  この鍵がつけられたトイレでは、設置前に54件
あった忘れ物が、設置後には なんと0件になったそうです。
また、忘れ物が減ることにより、忘れ物の問い合わせへの対応や、
忘れ物があるか探しに行くなどの職員の対応時間が3分の1近く減ったとの事です。

私もよく物をどこかにちょっと置いて、持っていくのを忘れてしまう事が多いのですが、 動作の流れで、
必ず目にしたり触ったりするところに置き場所を作ることで 忘れることも減るのかなと思いました。
仕事におきましても、置き忘れた物を探したり、取りにいくといった無駄な時間を作らないように、
置き場所や置き方を工夫していきたいと思います。

  皆さんも改善提案がなかなか無くて苦労されていると思いますが、 仕事以外で新聞やテレビ、
休日の買い物や、家での掃除など何気ない日常生活の中で 案外『改善のヒント』が潜んでいるかもしれません。
ちょっとした発想の転換で、作業改善に繋がることもありますので、 次の休みの日にちょっと視点を変えて生活してみて下さい。 案外楽しいかもしれませんよ(^^♪ 

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