提案便り2023/4

 みなさん、こんにちは。今月は本社が担当させて頂きます。
 気温も暖かくなり運動やお出かけなど外に出る機会が多くなってきているのではないかと思います。
 花粉もこの時期は多く飛んできて花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか!?

 現在では国民の約4割がスギ花粉症を発症していると言われています。
 スギが増えた理由としては、戦時中の乱伐により荒廃が進んだ森林を早期に復旧するため
 植林が容易なスギが植えられたことや、
 昭和30年代の高度経済成長期に住宅建築等の木材需要の高まりに応えるため
 成長の早いスギが選ばれたこと、などだそうです。

 そして、花粉症患者の救世主として期待されているのが、
 1992年に富山県で初めて発見された「無花粉スギ」です。
 自然界では5千本から1万本に1本、
 突然変異によって偶然生まれるといいます。

 林野庁では無花粉スギのほか、花粉をごくわずかしか作らない少花粉スギなどの
 苗木の生産拡大に取り組んでいるようで、
 2019年度にはスギ苗木の年間生産量の約5割まで達しました。

 「伐って、使って、植える」というサイクルをきちんと回していくことが重要で、
 木材の利用を推進(木製品のものを購入するなど)することが花粉症対策にも繋がるとのことです。

 業務の中でもこの時期(この季節)になると悩まされることなどありませんでしょうか。
 繁忙期、夏場の熱中症やゲリラ豪雨、冬場の静電気や積雪・凍結・・・etc。
 最初は苗木のような小さい工夫でも、
 成長して大きな改善に繋がるかもしれません。

 今月から新年度になります。
 気持ちも新たに目標件数達成に向けて取り組んでいきましょう。

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